ファクタリングの危険性・リスクにベクトルを向け仕組みを解説します。

ファクタリング会社抱えるリスクのメインビジュアル

広がるファクタリング

 

ファクタリングの歴史は非常に古く、売掛債権を売却する商取引は古代メソポタミア文明から行われたいたともされ、アメリカでは19世紀前半には金融商品として登場しています。
日本では1970年代後半に登場し、2010年代から徐々に普及をはじめ、2015年以降は需要とファクタリング業者の数が大幅に拡大しています。
ファクタリングの普及した背景には手形の需要が激減してファクタリングに移行することが増えたことと、中小企業に人気の2社間ファクタリングによって融資に変わる資金調達法として活用されたことが関係しています。
現在もファクタリング市場は成長を続けています。当サイトではファクタリングの成長した理由、ネガティブなイメージの真相や安全性、利用する側、提供する側のメリット・デメリットを紹介しています。

 

 

手形の利用額はピーク時の10分の1

ファクタリング普及で手形がダウン

 

売掛債権の発生する取引方法として主流だった手形取引のピークは1990年です。
2017年の手形発行額はピーク時の10分の1に減少しています。
手形の需要が激減した理由は以下の通りです。

 

  • バブル崩壊で不渡り手形が相次いだ(ピーク翌年の1991年に激減)
  • デジタル化によって手形は電子債権(でんさい)にシフトしている
  • デジタル社会によってアナログ方式の手形を狙った犯罪が増加(偽造手形など)
  • 掛け取引(売掛金)が増加
  • ファクタリングの普及

 

手形の需要が低下した一方で普及したのが電子債権(でんさい)です。現在も成長を続けている手形の電子版にあたるサービスです。
ただし、手形と電子債権を合わせた取引額でみても、手形の全盛期には及びません。
手形や電子債権など銀行を噛ませた後払い決済が減少した要因のひとつが、インターネットの普及です。
中小企業や個人事業主でもホームページを持つのが当たり前の時代になり、企業の信頼性はホームページでも判断できるようになりました。
ほかにも、会社の登記情報をネットで調べるサービスや、口コミ・評判などから初めて取引をする企業でも相手の信頼性を判断できるようになり、手間のかからない掛け取引が拡大しています。
手形から掛け取引(売掛金)になることで、売掛先はメリットが多いですが、掛け払いの受領をする業者は、手形のように割引や裏書譲渡で早期現金化できず、元請の破綻や経営難、詐欺などで不良債権の発生するリスクが高まっています。
こうした手形から掛け払いへのシフトに合わせて普及したのがファクタリングです。
建設業など手形の取引が多かった業種は手形をやめる代わりに、割引での早期現金化を希望する業者にはファクタリングを案内する方法に変わってきました。
売掛サイトが長いと手形割引よりもファクタリングの方がお得になるケースもありますし、元請が破綻したとしてもノンリコース契約によってファクタリングを利用した業者は弁済義務のないメリットもあります。

 

 

融資、ビジネスローンに変わる資金調達法として普及

ファクタリングが資金調達として普及

中小企業を中心にファクタリングの需要が増えていて、銀行や大企業系ファクタリングの扱わない売掛債権の買い取りを行う民間のファクタリング業者が増加しています。
人気が高いのは、売掛先に知られずに利用できる2社間ファクタリングです。
中小規模の民間ファクタリング業者が行う2社間ファクタリングは、売掛先の信用を重視した審査を行い、利用企業は赤字決算、創業1年目、個人事業主、税金滞納など融資やビジネスローンを利用が難しい場青でも資金調達可能です。
2社間ファクタリングを利用する中小企業や個人事業主は、融資の審査を気にせずに税金対策を行えたり、売掛サイトや仕入れコスト、人件費、外注費のかかる仕事の受注がネックではなくなります。
手数料は3社間ファクタリングや借入利息に比べて割高ですが、柔軟審査、簡単手続き、早期入金のメリットを得られます。

 

少額資金調達にも有効

ファクタリングは、数十万円程度の比較的小規模な資金調達から、数百万円から数千万円までの大規模な資金調達にまで対応しています。
特に、今まではカードローンや消費者金融に頼らざるを得なかった“小口の資金繰り”にも対応している点は、経営を行う上でフットワークを軽くさせると中小企業を中心に関心が高まっているようです。
現在では個人事業主や小企業にも対応する少額専門ファクタリング会社も増えており、今後益々利用しやすくなる事が予想されます。
「資金が必要だが銀行融資を受ける程では無い」というシーンにマッチする資金調達法と言えるでしょう。

 

ファクタリングは利用しても大丈夫?

 

貸金業とは違い、ファクタリング事業に参入する敷居が低いため、一部で悪質業者が存在していて世間にネガティブなイメージを与えています。
ファクタリング業者の信頼性を口コミや評判から最低限のリサーチをすれば利用するにあたって問題はありません。
ファクタリングの手数料は高いですが、融資や金融機関系および大企業系ファクタリングの利用ができないような企業の売掛金でも買取している業者は相応のリスクを背負っています。
ファクタリングの手数料が割高なのは、ファクタリング業者が大儲けをしているワケではなく、柔軟な対応をしている分だけ一定割合で損失を出していることを理解しましょう。
当サイトでは、ファクタリング会社が抱えるリスクを解説しています。
拡大するファクタリングに興味はあるけど不安が多い人や手数料に納得のいかない人は、ぜひファクタリング業者の抱えるリスクをご覧ください。